【トリプル】第3回 診断メーカー大会 封印状態異常フィールドコントロールパ
前々から気になっていたトリプル診断大会に参加しました。
そもそもトリプル診断大会とはなんぞやというと、
くらうんさんがトリプルパーティー用の診断メーカーを作ったのをきっかけに、どうせならそれで選ばれたポケモン使って大会やっちゃおうという割りとノリで色々決まったのがきっかけだったと思います。
現在ではこの大会も3回目を迎え、募集開始から半日で1度目の定員(32人)が埋まってしまうほどの超人気大会となっています。
【トリプル】第3回 診断メーカー大会|きゅんきゅーんするね(*’∀’人)♥*+
トリプル診断メーカーでは、トリプルバトルで戦うために必要な要素(威嚇枠、S操作枠など)を持ったポケモンが6体選ばれます。
選ばれるポケモン一覧はこちらから
くらうんぱーてぃ 【トリプル】PT作成診断から選ばれるポケモン一覧
そして今回選ばれた6匹はこの子たちです!
うおおおおおおおっ!! トリプルで一匹も使ったことねえええええ!というか対戦でもゲンガーぐらいしかまともに見たことないぞおおおおおお!
とはいえ、全体的にかなりの?高種族値。これはやすやすと負けるわけにはいきませんね。
【パーティーコンセプトと完成までのいきさつ】
とりあえず何かトリプルでしかできない面白いことやるかーと意気込んで技構成などを考えていましたが、結局のところ
「影踏みと封印、状態異常を駆使しながら戦っていく」
パーティーとなりました。
後はAブロックの他の人のパーティーを見ながら技とか調整とか細かいところを考えました。
上記のコンセプトに達するまでにボツになった案として
① おっ、コバルオンに袋叩きでAあげて岩雪崩で制圧できる!やったーと思い技一覧を見たところ →そっかー岩雪崩は覚えないのかー
↓
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でもまあ地震ぐらいなら覚えるデッショー →覚えない
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こいつ全体技何覚えるんだよー →何も覚えない
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(゚Д゚)ハァ?
(まあそもそも叩き主体で行こうとすると、オート晴れもないしコバルオンとダーテングのS関係的に展開遅くなっちゃうんで微妙なんですけどね)
② 晴れ下でダーテングを輝かせることも考えたましたが、自動晴れ要員がいなく味方が受ける恩恵少ないし、むしろ相手の補助になることが多そうなので却下(今回のパーティー炎が一貫しすぎている。。。)
③ 滅びで何かできないかも少し考えたところ、パーティー全体の耐久が足りなすぎるので即刻ボツ
④ トリルを軸にベロベルトで何かしようにも周りのSが速すぎてむしろ相手にアドバンテージ与える可能性が高いので却下
【個別解説】
ゲンガー@ゲンガナイト
(おくびょう H252 C188 S68)
たたりめ ヘドロばくだん おにび まもる
S:メガ後S最速コバルオン-2(性格補正の都合で-2になっています)
まさかのHCベースのメガゲンガー。Sに振らなかった理由の1つとしてAブロックにS100族を超えるポケモンがほとんどいなかったことが挙げられます。本当は控えめだとC実数値+3だったのですが、臆病理想個体が数体余っていたのと他のポケモンの厳選で疲れたので妥協。
守るを除くと、技構成がシングルでよく見るような感じになっています。普段メガゲンガーと言えば滅びのイメージがあるトリプル勢にとって、鬼火とか祟り目は意表がつけたのではないでしょうか。
S調整は、1ターンでコバルオン電磁波→祟り目コンボをするつもりで施しました。しかし、実際に今回そのコンボが綺麗に決まることはありませんでした。理由として、もともとのCの高さのおかげかヘド爆でワンパンできることが多かったり、ゲンガーが場にいない状態でコバルオンが先に麻痺を撒くことが多かったからです。
コバルオン@たべのこし
(ようき H44 A208 D4 S252) *めざ氷個体
アタッカー兼状態異常巻き役。
アタッカーとして珠を持たせたかった気もしますが、それよりも補助役として少しでも場にいて貰いたかったので回復アイテムで余ってた食べ残し。結果的に食べ残しが生きた場面が多かったので、正解だったと思います。
あとは、悪半減の正義の心持ちなのでゲンガーと縦の相性がよかったようにも思えました。
グラエナ@オボンのみ
(ずぶとい H252 B20 D40 S196)
いかりのまえば バークアウト よこどり あくび
・S:準速バンギ抜き抜き
・HB:オボン込みで意地っ張り鉢巻ファイアローのブレバ高乱数で2耐え
GRESじゃなくてGREN(グレンではない)。種族値は足りないもののトリプルにおいて優秀な技を多く覚えるポケモン。
本当は毒毒玉速足で上から前歯を使えるようにしたかったのですが、パーティーの耐久力的に威嚇で採用。
バクアはパーティー全体の耐久を疑似的に上げるため。横取りは主に相手の追い風対策に。
パーティーコンセプトで採用したあくびは強かったです。影踏みロックと合わせることで、相手を無慈悲に眠らせ行動を制限させるのがとても楽しかったです。(胞子とかダクホ撃った方が速いとか言ってはいけない)
(ようき A252 D4 S252)
猫騙し要因かつS操作枠。。チョッキ持ちやバンギを意識して物理型にしましたが、端に置くことが多かったので、対角悪の波動を撃つために特殊型にしても良かったかもしれません。
エムリット@メンタルハーブ
(ひかえめ H252 B76 C88 D84 S8)*めざ炎個体
聖獣エムリット。種族値的にアタッカーも可能ではあるものの、今回は主に補助役に。こちらは基本速めのパーティーなので相手のトリルを封じつつ、また守るを封印することでこちらのペースに持っていけるようにしました。
耐久調整は、もともとHCだったものを大会開始直前に急いでバランスよく耐久に振り直したためよくわからないことになってます。
電磁波や壁なども搭載したかったのですが、格闘、特に根性チョッキブシンみたいなのが激しく重かったのでエスパー技を採用。
あと本来なら回復アイテムを持たせたて場持ちをよくしようと、挑発飛んでくると置物になるのを嫌ってメンタルハーブを採用。しかし、今回挑発が使われることはなかったので完全に腐りました。
ベロベルト@ヨプのみ
(いじっぱり H252 A252 D4)
おんがえし だいばくはつ いわなだれ まもる
トリル対策枠(?)。最遅でないのは、Aブロックのパーティー一覧を見たところ、トリル下で動かすにはこいつより遅い(実質速い)ポケモンなんてたくさんいるし、だったら追い風の恩恵を少しでも受けられるようにするという意図です。
特性は、天候展開されると非常に面倒なのでノー天気。
雪崩は重すぎるファイアローの迅速な処理とか、麻痺との相乗効果が狙えると思ったため。
大爆発は、パーティー単位で重いポケモン(チョッキ叩きブシンとか)に対して、ヨプで1発耐えてもらって大爆発で大きく削ってもらうつもりで仕込みました。
【総評】
戦績の方は3勝2敗(1不戦勝)でした。
はじめパーティーを見たときは、ワイドガードもフェイントも使えないのを知って不安になりましたが、可もなく不可もなく戦うことが出来たようです。
パーティー単位では、炎の一貫性と格闘弱点が4体もいることが気にかかりました。
初手の基本選出は、
と、「影踏み封印+威嚇or電磁波祟り目or猫騙し」をする感じで以上の3つを想定していました。
以下、試合BVと対戦の軽い解説
ごまさん戦 PPJW-WWWW-WW22-ZBE7
横取りの存在を忘れていた上に、タスキトリルを警戒して立ちまわってたら、強気にマフォに居座られてコンボ決められていた。さらにエスパー技警戒しすぎて熱風とかいう範囲技の存在を忘れていた。相手のやりたいことをやられまくった試合。
アサギさん戦 DNXG-WWWW-WW22-ZBEP
いいタイミングでゲンガーが麻痺ってSが下がったのと、ノー天気で本当によかったと思えた試合。あとは上手くスイッチが決められた試合でもあったと思う。
チョコさん戦 DJ6W-WWWW-WW22-ZBF8
同速対決に勝ったのと麻痺ったのがかなり大きいものの、結果的に自分がやりたかったことが一番出来た試合だと思う。(麻痺ってなかったらゲンガー2連守るかmoveしていたと思う)
ゆちなさん戦 BZAG-WWWW-WW22-ZBFS
初戦のごまさん戦でやられたのと、自分もグラエナ使ってる関係上ものすごく横取りを警戒していた。ブシンニンフィアクチートとか泣きたくなったが、それよりも霊獣トルネロスにいいようにやられた試合。この試合ほどゲンガーのSをちゃんと上げていればと思った試合はなかった。
【あとがき】
今回の大会に参加しようと思った理由として、単純に面白そうだということがありました。 実際、レートとは違って普段自分がやらないことをやることもそうだし、(いつも以上に)相手に何されるかもわからないのもとても新鮮でした。
しかしそれよりも、普段テンプレ気味のポケモンとか調整しか使わないので、自分なりに何か開拓できないかと思ったのが一番の理由です。多分ポケ徹の図鑑を端から端まで何度も見返したのはこれが初めてかもしれません。今回は特にグラエナが予想していた以上に色々できることを知ったり、ゲンガーのSをコバルオン抜かれにするなど普段自分がやらないようなことをワクワクしながら考えることができました。
普段自分から使うことのないポケモンに触れてみるというのは、いつもと違う感じでとても楽しいし勉強になるしこういう機会をもっと増やしたいと思いました。
というわけで、運営のきゅんさん、対戦して下さったみなさん、参加者のみなさんお疲れ様でした!