GS(ジェネレーションショーダウン) 使用構築 【グラードンゼルネアス】
2月の中旬にあったGeneration Showdownに参加したときのパーティーの紹介記事です。
ORASに入って初の伝説戦のインターネット大会であり、大幅強化されたホウエン3伝説たちによって伝説戦の環境も大きく変わりました!
それではパーティー紹介です。
【パーティー紹介】
グラードン@べにいろのたま
(いじっぱり H252 A4 S252)
じしん いわなだれ オーバーヒート まもる
とりあえずゲンシグラードンを使ってみたかったので採用。
準速にすることで、1試合を除いた全てのグラードンカイオーガの対面で先手を取ることが出来ました。
オバヒはギルガルド意識、雪崩は浮いてる奴への打点+無限の勝ち筋を生むので採用。
当初は断崖の剣を入れるはずだったものの技変え忘れて地震のままバトルボックスを登録してしまったので、開始早々ものすごく焦りました。しかし断崖の剣じゃなかったから負けた試合と言うのは特に思い当たらず、むしろ安定命中の地震だったことで結果的に安定して勝てた試合の方が多かったという印象です。パーティー単位でも浮いているポケモンや全体技を防げるポケモンが多かったためか、自分で打つ地震のフォローは出来たのも幸いでした。
(ちなみにA4振りのゲンシグラードンのダブルダメ地震でH252振りのゲンシグラードンがちょうど確定2発でした)
ゼルネアス@パワフルハーブ
(おくびょう H8 B4 C244 S252)*個体値の都合で変な振り方しています。
ゼルネアスのフェアリー技を受けられるポケモンはグラードンで打点が取れ、その逆も然りでこの2匹の組み合わせが優秀とのことで採用。
拘り系アイテムとかを持たせない限りこの構成以外ありえないと思えるほど素晴らしいテンプレ構成。
今の環境では耐久無振りだと耐久が足りないと感じることが多々あったので、ジオコンを積むこと前提であるならば耐久に努力値を割くのもいいと感じました。
(むじゃき H4 A60 B4 C188 S252)
威嚇は撒けるし両刀強いし伝説ポケと同じぐらい活躍してくれました。
+1捨て身でH振りゲンシカイオーガが確定1発になる程度にAに振りましたが、H無振りゼルネアスが確定1発になるまで降ればよかったと後悔した試合が1試合ありました。
また、Hぶっぱゲンシグラードンは前歯入れた後の流星群で、耐久無振りメガレックウザは基本的に流星群で少し余裕を持って落とせます。ただし、一度だけ海外勢のHぶっぱしていたと思われるメガレックウザに流星群を微妙に耐えられて返り討ちにされたときは泣きました。
それと文字は全然外さなかったのに流星群は外しまくって台パンしました。(85%>90% 命中率とは)
クロバット@ラムのみ
(ようき H244 B12 S252)
ファストガード ちょうはつ いかりのまえば おいかぜ
伝説であろうとゴースト以外なら相手のHPを大きく削れる前歯、補助役に刺さる挑発、S操作するための追い風までは確定。4つ目は神速や猫騙し、悪戯心補助技から味方を守るためにファストガードを入れました。
ラムは不意の電磁波などででクロバットの貴重なSを殺さないという目的もありますが、主にスカーフダクホドーブルを警戒して持たせました。
クレセリア@オボンのみ
(なまいき H220 B156 C34 D100)*めざ炎個体
今の伝説環境では一家に一台とまでいえるポケモン。
ダブルトリプルから生意気の個体を完全流用。
最遅にすることでスキルスワップによる永続天候の奪い合いを制覇できるという利点があると前向きに考えましたが、そんな試合は1試合もありませんでした。むしろニンフィアに上からハイボ打たれました()
技のチョイスとしては、まず S操作の電磁波。味方の足りない火力を補う手助けは確定。タイプ一致のサイコキネシスよりは、レックウザやボーマンダ、霊獣ランドロスに対する打点を少しでも多く持ちたかったので冷凍ビームを採用しました。スキルスワップは永続天候を奪い返したり、グラードンやゼルネアスに浮遊を渡したりと相方の強化ができます。
クレセリアは基本補助役なので挑発警戒でメンタルハーブを持たせることも考えました。しかし、控えめゲンシカイオーガのダブルダメ根源の波動2耐え、メガレックウザの珠ガリョウテンセイを2耐えできる可能性を上げるためにオボンを採用しました。(余談ですが、この2つの耐え調整をするならDをもう少しBをに割きましょう)
(ひかえめ H252 C220 S36)
シャドーボール アイアンヘッド キングシールド ワイドガード
何かされると面倒くさい相手のクレセリアやゼルネアスを早めに処理したかったので採用。
持ち物は、ゲンシグラードンの晴れオバヒの一撃で飛んだり、ブレードフォルムでも強引に動かすことができるのでHに振っているもののタスキを採用。
一貫性のあるシャドーボールとゼルネアスに打点の持てるアイアンヘッドが確定し、また強力な全体技を防げる貴重なワイガも採用。最後に場持ちを考えてキンシを採用しましたが、むしろちょい残しの相手の対して影打ちを打ちたい場面も多かったです。なので、キンシ、影打ちの技選択は悩みどころだと思います。
【構築や大会の雑感】
成績は30戦で19勝11敗という微妙な成績で、レートは1600前半ぐらいだったと思います。
今回この構築の要の1つである前歯の命中率が体感70%ぐらいだったのでつらい試合が多かったです。
また苦戦した相手としては、主にカイオーガレックウザの並びでしょうか。グラードンに水技は通るし、ゼルネアスも珠ガリョウテンセイで吹き飛ぶし。。。あとは比較的メガガルーラに上から殴られやすいのと、前歯が入らない凍える風タスキゲンガーも厄介に感じました。今回はこの辺りのケアが甘かったです。
それと30戦とも午前中にに潜った結果、自分より上のレートの人となかなか当たらなかったので(4~5試合に1回ぐらい)、次潜るなら夕方か夜あたりに潜ります。
僕自身は成果を出せませんでしたが、今回の構築を組む上で伝説厨オフ参加者の構築記事を参考にさせて頂きました。また大会前にフレ戦をしていただいたお二人の方もありがとうございました。
色々心残りはありますが、GSのルール自体は普段のレート以上に大味なバトルが多いのでとても楽しかったです。
それではここまで読んでいただきありがとうございました!